3万円の初メガネを1週間で壊した話

◯目次

メガネを購入した経緯

 会社の健康診断で両目とも視力が0.5まで下がっていたので、メガネの購入を考えた。 だがしかし、初めの内は健康診断の結果に信じられなかった。健康診断での測定が間違っているんじゃないかとまで思った。なぜなら、高校生の時は視力が1.5あり、大学生の時は1.0ぐらいだったからだ。母に「視力検査が間違うことある?」って聞くと「間違うわけないでしょ!」とバッサリ言われてしまった。それほどに、信じられなかったのだ。けれども、会社でPowerPointを使っての報告会の時に、字が読みずらかったことを思い出し、ようやく信じることができた。しかし、報告会の時は「フォントはなんでこんなに小さいのだろう?もっと大きくならんのかなープンプン」と思ってた。実際は、ただ自分の目が悪かっただけだった。我ながら、自分はどんだけ馬鹿なんだろうと、つくづく思った。

 

メガネを購入

 まず、どこでメガネを購入すればいいか分からなかった。わたしの母は昔からメガネを掛けていたので、とりあえず母にメガネをどこで購入すればいいのか聞いてみた。すると、「メガネの三城で買えばいいんじゃない?」と言われて素直に従った。けれども、初めての、メガネを買うのは不安だっため母に着いてきてもらった。メガネの三城に着くと、視力検査から始まった。健康診断での視力検査とは違い、沢山の工程があった。それは、わたしの目に適したメガネを作るためだと思う。検査が終わり、メガネのフレームを選んだ。まず、店員さんがわたしの顔の幅にあったフレームを選び、その中から好きなデザインのメガネを選んだ。そして、シンプルなクロブチのメガネを選んだ。次に、メガネのレンズにどんな効果を施すかを決めた。メガネにブルーライト軽減やカラー、汚れ防止などの効果を増やせば増やすほど価格も増える仕組みだった。結局、上記の効果を全部施してもらったため、お値段は3万円になった。その時はメガネの相場を知らなかったため、こんなもんかと思ったが、メガネに3万円は高いらしい。そして、店員さんには「メガネは大事に使いますねー」と言い店を出た。その時はメガネか1週間で壊れるなんて思いもしなかった。

 

メガネが壊れた

 一週間後のゴルフのラウンド前の練習の時だった。練習すると暑くなってくるので上着を脱いだ。そして、初メガネを掛けていたいたのだが、メガネに慣れていないので、鬱陶しくなってきて、脱いだ上着の上にポンと置いた。それが事の始まりだった。練習が終わり汗をかいていたので、身体が冷えるため上着を着ようとした。そしたら、足に何かを踏んだ感覚が走った。足元を見ると、メガネを踏んでいた。まだ、買って1週間しか経っていないメガネを踏んでいたのだ。思わず「あああアアアアアアア!Σ( ̄□ ̄;)」と声をあげた。踏んだメガネを拾い上げると、耳に掛けるところが左右非対称になっていて、耳に掛けても耳にフィットしなくなっていた。その日のゴルフはブルーな気持ちでラウンドした。

 

メガネが治った 

 メガネを踏んだ翌日に、メガネの三城にメガネを持っていった。メガネを持って行く時は、治らないんじゃないかなー という気持ちと メガネを1週間で壊して恥ずかしいという気持ちでいっぱいだった。そして、メガネの三城に着くと、メガネを購入した時とは別の店員さんが対応してくれた。けれども、メガネを購入したときに対応してくれた店員さんもいたので、恥ずかしかった。わたしが「メガネが壊れてしまったのだけどー」とメガネを差し出すと、店員さんは「はいはい、見せて下さいねー」といいメガネを直し始めた。わたしがドキドキしながら待つこと数分で、店員さんが「メガネは直りましたよー」といいメガネが手元に帰ってきた。わたしはスゴく感動した。メガネはもう直らないと思っていたのに、当たり前のように修理して直ったからだ。ついでに洗浄もしてくれたので、最高だった。そして、店員さんにメガネが壊れた理由を教えていただけませんかと言われ、恥ずかしさも忘れてメガネを踏んだ話をした。店員さんが微笑みながら話を聞いてくれた。さりげなく話を聞いてくる店員を見て、やるなこの人思った。そして、話が終わると気分よく店を後にした。

 

メガネは重宝する

 家に居るときは遠くの物を見ることが無いので、メガネが無くても不便ではない。しかし、車の運転中や仕事中は遠くを見ないといけないのでメガネがないと不便である。特に、車の運転中はメガネがないと看板の字がぼやけて何が書いてあるか分からない。これから(も)メガネを大事に使います。