妹に起きた不幸の連鎖

・目次

始めに

怪我をしたとかではないので

安心して読んで下さい

 

一つ一つの不幸はドンマイって感じです

それが立て続けに続いたので

めっちゃドンマイで 面白いです

 

寝坊した

2019年10月18日に

山陽自動車道で事故があった

※この事故に巻き込まれた訳ではないです

 

その日、妹は朝から高速バスで

岡山県から大阪府の大学に行く予定だった。

事故が起きた日に限って寝坊したのだ。

ゆえに、慌てて家を出たため、朝のニュースすら見ずに家を出た。

 

バスの停留所までは自動車で行った。

いつもと比べて道が混んでいたので、不思議に思ったみたいだが、遅刻しているので

それどころではなかった。

 

停留所には駐車場があり、

駐車券を取ると、ゲートが開き駐車できる。

 

停留所を出るときも、駐車券を機械に入れるとゲートが開き、駐車場から出られる。

※大事だから太線、理由は後に分かります。

 

停留所に着くとバスの運行情報が分かる。

そこで、初めて山陽自動車道で事故があったことを妹は知った。

 

妹が乗車する予定のバスも出発時間が予定より1時間遅れたため、停留所で暇をもて余した。

事故で、いつも高速道路を走っている自動車は一般道路へ降りざる負えない。

道路は渋滞するため、バスも運行時間を遅延させるしか無かったのだ。

 

それを知った妹は

「慌ててくる必要無かったし」と思った。

まあ、そりゃそうだ(^_^;)

 

大阪へ

その日、妹が大学に行った理由は

学園祭と兼ねて、サークルのみんなで

集合写真を撮るために大阪まで行ったのだ。

その集合写真は卒業アルバムに載せるための写真だった。

妹はその日わざわざ大学に行きたい訳では

無かったみたいだ。

理由は、大阪までに行くための交通費も

掛かるし、講義も無いので行く必要が無かったからだ。 

自分自身が卒業アルバムに写る必要もないかなとも思っていた。

 

し・か・し!

サークルには付き合っている彼氏がいて、「せっかくだから一緒に写真とろうよ」と

言われた。

大阪に行くための交通費も半分出してくれるみたいなので渋々行った。

妹は後日九州へ旅行に行くので、新幹線に乗るときに学割があった方が安く利用できる。そのための、学割の証明書を貰うことを

モチベーションにして大阪まで行ったのだ。

 

これが、後の大波乱になることを妹は知らなかったのだ。

 

学割の証明書をもらって無いことに大阪駅で気付いたてしまった

大学の学園祭も終わり、彼氏と一緒に帰路に着き、大阪駅のカフェで彼氏と食事を取っているときだった。

 

「今日の学園祭楽しかったねえ」

 

彼氏

「そうだねえ、いい写真も撮れてなにより」

「はっ!Σ( ̄□ ̄;)、学割の証明書を取りに行くのを忘れた」

 

「何で今気づくのよ!?」

「もっと早く気づいてよ!(; ・`д・´)」

 

大阪駅から大学までは微妙な距離なのだ。

わざわざ大学まで学割を取りに行けなくもないし、でも少し遠いから面倒くさい距離だ。

だから、微妙な距離なのだ。

一番モヤモヤする位置だ。

 

妹曰く、

「何で、大阪駅で何で思い出すかなー、もっと早く思い出してくれれば学割取りにいけたし」

「逆に、もっと思い出すのが遅かったら、大阪駅で思い出さずに、気持ちよく岡山に帰れたのにー」

あの中途半端な距離で、気付いたのが一番

最悪だったらしい。

 

岡山の停留所に到着

岡山に到着し、自動車に乗り停留所から

出ようとした時だった。

 

「駐車券がない!」

「とりあえず、お母さんに電話しよう」

 

電話をする

「プルルル×5 ツーツー、ただいま電話に出ることができせん。」

 

母は電話に出られなかったらしい

 

その頃、ちょうどわたしは部屋のベッドで

くつろいでいた時だった

 

「妹に電話しても繋がらへん!(゚Д゚)!!」

「急いで停留所まで行ってくる!ε=(ノ゚д゚)ノ」

 

わたし

「いってらっしゃーい ( ゚_ゝ゚)ノ 」

 

妹に折り返し電話しても繋がらないため、

妹の身に何かあったと思って家を飛び出していった母である。妹が電話に出られなかったのは、ただ単に電話をマナーモードにしていただけだった。

母が停留所に着くと、妹は何事もなかった。それで、母はほっとすると同時に憤りも感じた。何かあったと思い、飛び出して来たけど、何事もなかったからだ。では、なぜ妹が電話を掛けてきたかというと、停留所の駐車券を無くしたからだ。どこを探しても見つからなかったため、どうしようと電話を掛けた次第だった。